2016年7月21日木曜日

続:録音再生モジュールISD1820で遊ぶ

前回に引き続き再生録音モジュールISD1820で遊んだときのメモ

ISD1820 音声録音モジュール レコーダー 付き マイク サウンドオーディオスピーカー 拡声器
だんだん気に入ってきた
モジュールの問題点:

 モジュールで遊んでいるとやや使い辛いところがわかってくる

 1.RECボタンが邪魔
  一度録音した音を何度も再生する、という使い方をする場合にとても邪魔
  間違って一瞬でも押してしまうと録音した内容が消去されてしまう

 2.マイクの取り回しが悪い
  音源直結で録音するにはマイクの存在が邪魔
  前回のようにわざわざICピンを起こすのは無駄だし
  基板上に組んであるゲイン調整機能等も使えない

 3.スピーカーの取り回しが悪い
  スピーカーの接続端子がXHコネクタ(2ピン)
  入手性が悪くて個人的に嫌い
  (そしていつも名前を忘れて延々とググる羽目になる)
  コネクタピンが微妙に細いのでジャンパ線(メス)も挿せない


モジュールをちょっとだけ改造:

問題点を解決するためにちょっとだけ弄った
 
 ・RECボタンを除去
 ・コンデンサマイクを除去
 ・基板のマイク跡に2.54mmピッチのピンソケットをはんだづけ
 ・マイクの足に2.54mmピッチのピンヘッダをはんだづけ
 ・スピーカー用XHコネクタを除去
 ・基板のXHコネクタ跡に2.54mmピッチのピンソケットをはんだづけ
 ・スピーカーに2.54mmピッチのピンヘッダをはんだづけ

  ※ピンソケット、ピンヘッダについては以前のメモを参照のこと

 これで問題点は解決
 もう音源と接続して録音するときにICの足を起こす必要もない
 録音が必要な場合はIF端子のRECを用いる

音源を直結する場合はマイクのピンソケットを用いればよい
マイク、スピーカーの接続例
ICを単独動作させる:

 モジュールにはコンデンサや抵抗がごたごたマウントされているが
 この殆どはマイク側に用いられている
 録音済のICを再生させるだけならば必要なのは抵抗(100kΩ)一つだけ

 配線は写真を参照
 ・VCCとVSS(GND)2つを電源に接続
 ・スピーカーを接続
 ・使いたいPLAYボタンにタクトスイッチを接続(もう一方はVCCに)
 ・ROSC端子に100kΩの抵抗を接続(もう一方はGNDに)
  ※この抵抗値でサンプリングレートと録音時間が設定される
   録音時と抵抗値を変えると正常に再生できないため注意

単体動作例/PLAYEを用いている
別アングル
これでモジュールじゃなくてIC単品を買えばいいね!
と思ったのだがモジュールより安い単価でICを売っている所が見つからない
残念
まあモジュールの時点で十分安いからいいのだが


0 件のコメント:

コメントを投稿