2016年4月15日金曜日

ドラクエ10:カジノBOTメモ

以下ドラクエ10のカジノBOTの話
BOTを使ったり作ったり推奨したりする話ではないので注意

背景:
 ドラクエ10ではちょっと前に以下のような環境変化があった

 ・石板のやりこみ要素の追加
   →大量のちいさなメダル需要
 ・福の神コインの4枚同時投入が可能に
  →SPふくびきけんが高速大量生産可能に

 SPふくびき3等ちいさなメダル100枚チケットを狙って福の神コインの需要が増加
 福の神コインの主な入手先はカジノ景品のおみくじBOXなのでカジノBOTが目立つようになった


カジノBOTとは:
 ドラクエ10のカジノは技術介入要素がほぼ無い
 そのかわりに還元率が100%を越えており、定石を守る限りは徐々にカジノコインが増えていく
 
 3種のゲームの中でもスロットマシンは操作が極端に少なく、BOTの的になりやすい
 以下の話はスロットマシンのみに限定する


ドラクエ10でのカジノBOT対策:
 以下のような施策でBOTの対策を行っている

 ・異常な操作の検知
  機械的な反復操作の検知を行っている
  異常検知とその処理は2段階で行われる

   1.ユーザーへの警告
    ユーザーに対して異常操作検知を警告する
    警告後に異常操作が止まらなかったら2段階目の処理に移行する
    (即座に強制終了しないのはおそらく誤検知対策)
  
   2.強制終了と切断
    カジノの遊戯が強制終了する
    その後、『ログアウトするがよいか?』という旨の選択ウィンドウを出す
    『はい』がデフォルト選択されているため、ここで状態判断ができないBOTは切断される
    選択に対してタイムアウトしてもおそらく切断される

 ・宝箱ゲームによる振るい落とし
  宝箱図柄を揃えた際に入る宝箱ゲームによるトラップ
  宝箱ゲームでは3~5個の宝箱を選択する必要がある

  ここで状況判断のできないBOTは先に進めなくなる

  タイムアウトがあるため、規定個数選択できなければカジノの遊戯は強制終了する


BOTの種類:
 キーマクロを用いた簡易BOTと画処理を行う通常のBOTに分かれる

 ・キーマクロタイプ
  マックスベットした後に起動
  決定ボタンと左右ボタンの入力を適当に混ぜ、ループさせるだけ
  左右ボタンを混ぜるのは宝箱ゲームを引き当てた場合への対策

  おそらく一番多いカジノBOTがこれ
  マクロ機能があるキーボードや自動入力ツールを用いる(PC版のみ)
  異常操作検知に引っかかったり、宝箱のカギを4つ以上引いてしまうと即キックされる
  (左右だけでは3つ以上開けられず、上下を入れると離席してしまう恐れがあるため)


 ・画処理BOTタイプ
  ゲーム画面を取得、解析できるタイプ
  画処理によって現在の状態を検知できるので宝箱のカギを4つ以上引いても平気
  
  基本的に作りこめば何でもできる


BOTバレのパターン:

 DQ10はキーボード無しプレイを許容しているため、BOTと有人操作キャラの判断は難しい
 ただし以下のようなパターンではBOT使用が濃厚になる

 ・スロット台の前で棒立ち

  基本形
  宝箱ゲームなどで強制終了するとこの状態になる
  ただし通常プレイのタイムアウト(寝落ちなど)でも同じ状態になる
  棒立ちだけでただちにBOT認定するのは難しい

 ・スロット台の前で棒立ち+数字を延々と連呼している
  考え得る限り(BOT使用者にとって)最悪のケース
  NumLockキーの誤作動などで方向キーが数字入力モードになっている
  方向キーを押したつもりが数字の入力になり、決定キーで周りにシャウトしてしまう

  使用者が気付くまで延々と晒されて大量の通報を食らうことになる

  キャラクター即日削除レベルのダメージ

 ・スロット台の前で棒立ち+永久なでなで

  棒立ちキャラの前で錬金釜を出すことで寝落ちと区別ができる
  BOT判別法で一番手軽かつ確実な方法

  状況判断ができない(あるいは緩い)BOTは遊戯強制終了後も操作を続けている

  他人の錬金釜が前にある状態で決定キーを押すと『なでなで』を行うため
  BOTは延々と『なでなで』を続けることになる

  周囲へのアピールもできるのでおススメ


 ・スロット台の前で棒立ち+自動ログアウトせず
  一定時間操作が行われない場合は自動的にログアウトされる
  つまり有人操作キャラが寝落ちした場合はいずれログアウトしてシンボルが消える

  前述のとおりBOTは遊戯強制終了後も操作を続けているため
  台の前で数時間棒立ちを続けるキャラクターはBOTの可能性が高い

 ・スロット台の前で棒立ち+『とりひき』や『なかまをさそう』に反応
  かなりのレアケースだが、極端に作りが悪いBOTは上記の挙動を行う(らしい)
  原因は以下のようなものが想定される

   ・決定キーの代わりに便利キーを使っている

    便利キーはワンボタンで決定とメニューオープンを行うことができる
    ユーザーが使うにはまさに便利キーだがBOTが暴走中に用いると大惨事になる

   ・BOTの機能

    狩り用BOTは4人ユニットで用いられることが多いため
    運用を楽にするために『なかまをさそう』に対して自動応答するものがある(らしい)

   ・ログアウト機能の暴走

    自力ログアウト機能はよくあるBOTの機能である
    強制終了後の棒立ちを回避したり、決められた時間だけ動かすことで発覚を防ぐ
    他人に『とりひき』を持ちかけられるとメニュー配置が変わってしまうため
    これを想定していないBOTはログアウトできず暴走してしまう

  BOTがメニューを開くまで根気よく待ち続けるのがポイントか

  ただし、キーマクロやそれに毛が生えたようなBOTに対してはいくら待っても無駄
  (そもそもメニューを開く機能自体が無いため)



最後に:
  キャラクター間で譲渡できない石版集めのためにアカウントを汚すのは非合理
  悪評に耐えられずにキャラクターを捨てたら石版も無くなってしまうのだから

  MMOでのBOT使用はおススメできない



 


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