2016年2月5日金曜日

ESP-WROOM-02サンプルプログラムのメモ

Arduino for ESP8266環境ではArduinoIDEからESP-WROOM-02の開発が可能
そしてArduino同様にESP-WROOM-02のサンプルプログラム(スケッチ)が多数収録済である

以下はこのサンプルプログラムに関するメモ


使用方法:
 
 ArduinoIDEからサンプルプログラムを使う方法
 (Arduinoでの使用方法と同じなので読み飛ばしてもよい)

 
ArduinoIDEでのスクショ
1.ArduinoIDEの上部メニューから『ファイル』→『スケッチの例』→『(分類)』→『(スケッチ名)』を選択

 2.新しいウィンドウに選択したサンプルプログラム(サンプルスケッチ)がロードされる

 3.変更が必要な個所を修正したのちビルド

  (※スケッチを保存する場合は別名で保存すること)


サンプルスケッチのメモ:
 
 以下はサンプルスケッチの解説メモ
  動作確認はすべてスイッチサイエンス製ESP-WROOM-02開発ボード

esp8266:

 ・Blink
  毎度おなじみLED点滅スケッチ
  LEDが接続先のBUILTIN_LEDピンはTXDピン(ピン番号1)
  
  スイッチサイエンスのボードはUSB-シリアル変換が接続されているため挙動は以下のようになる
   ・PCとUSB接続している場合はRX_LEDが点滅する
    (※TX/RXでクロス配線されているため/シリアルターミナル等で接続する必要は無い)
   ・USB経由で給電のみ行う場合はRX_LEDは消灯したまま

  よってUSB接続前提ならばオンボード上のLEDがコントロール可とわかる
   (通信時のLED点滅は抑制できないが)
  USB-シリアル変換機が働いていないと駄目っぽい

  同様にRXDピン(ピン番号3)を指定すればTX_LEDが光るのでは?と思ったがこれは失敗


 ・BlinkWithoutDelay
  millis()を用いたLED点滅スケッチ
   (※millis()/起動してからの経過時間をmsec単位で取得する関数)


 ・CallSDKFunctions
  ESP-WROOM-02のホスト名を取得するテストプログラム
   (※wifi_station_get_hostname()/ホスト名を取得する関数)
  ホスト名はMACアドレスから自動生成される

  生成されるホスト名:
   ESP_XXYYZZ (XXYYZZはMACアドレスの下位3バイト)

  サンプルにはないがwifi_station_set_hostname()関数でホスト名の変更が可能
  
  ホスト名の変更方法:
   以下の関数を実行
   この情報は保存されないため、ホスト名はリセットすると再度自動生成される

   wifi_station_set_hostname("hostname");


本日ここまで

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