2015年8月11日火曜日

ESP-WROOM-02のメモ(6):動作中の電流値について


前々回の『ボタンを押すとツイート』プロジェクトを使って電源関係の調査を行った

ESP-WROOM-02

・動作時の電流値を測定

 測定条件:

  ・無線ルータとの接続はIEEE802.11g
  ・ルータとの距離は2メートル程度
  ・テスターを用いた簡易的な測定なのでピーク電流等は不明

 測定結果:

  ・送受信中は平均80mA程度
  ・接続後の入力待ち状態は平均15mA程度

 TOCOSのTWE-LiteやZigBeeみたいなコイン電池駆動は無理筋
  →いずれも『送信時』の瞬間的な消費電流が20~15mA程度
   動作電圧も2.0~3.3V程度なので大きな電流を引っ張った際の電圧降下に耐えうる

・電池を使った電源の調査

 チェックした電池は以下の2つ

  ・コイン電池CR2032(3V)
  ・アルカリ単四電池2本直列(3V)

 調査結果:

  ・コイン電池はブートに失敗する
   (起動時メッセージ(76.8kbps)が出力されていることは確認/そこからブートできない)  
  ・アルカリ単四電池2本はブート/接続/送信すべて成功
  
  ・電流不足で送信を行うと本体にリセットがかかってしまう場合がある
 
 駄目元でテストしてみたもののやはりコイン電池駆動は無理
 起動すらできない

 キャパシタにコイン電池から給電して送信時の瞬間的な大電流をゲット!という妄想をしてみたが(参考
 そもそも通常時に常に15mAかかるので無理っぽい
 (通常時は通信機能をOFFにして省電力、トリガを得てからチャージを繰り返して休み休み送信すればよい…?)
 
 素直に他の電池を使ったほうがよさげ
 ただし電源電圧3.0-3.6Vなので乾電池2本で動作するのは最初の間だけかも
 使っているうちに電圧降下で落ちそう

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